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ペッツファースト動物病院

About FIP

FIPという病気を知っていますか?

FIP(猫伝染性腹膜炎)とは、猫コロナウイルスが
体内で突然変異を起こすことで発症する猫の難病です。
重篤な症状を引き起こす可能性が高く、
死に至ることもある恐ろしい病気です。

Efforts & Results

ペッツファーストのFIPに対する取り組みと成果

FIPを「不治の病」から「治る病」にするため、2018年より日本獣医生命科学大学と共同研究を開始し、FIP発病のメカニズム解明や治療方法の開発などに取り組んできました。2021年にはペッツファースト動物病院にて「FIP診療」を開始し、大学との共同研究知見に加え、CTやMRIなど高度検査機器を活用することで150頭以上におよぶFIP罹患猫の治療実績を重ねました。
今後も病気で苦しむ猫を1頭でも減らし、飼い主さまとネコちゃんが幸せに暮らしていくための活動を続けていきます。

Medical check

ペッツファーストオリジナル「FIP予防検診開始」

ペッツファーストは、FIPに罹患した猫を回復治療することに加え、
「早期発見」することで、より多くの猫の命と健康を守ることができると考えています。
そのため、新たな取り組みとして2024年12月より「FIP予防検診」を開始しました。

FIPは「早期発見・早期治療」が重要な病気です。しかし、猫は体調不良を隠す習性があるため、飼い主さまでは気づきにくいこともあります。FIPには国内で承認されたワクチンがなく、明確な予防法もないため、定期検診での早期発見が非常に大切です。

現在、FIP検診をおこなっている動物病院は少なく、症状が現れてから検査を受けるケースがほとんどですが、ペッツファースト動物病院では早期発見を目的としたFIP検診を実施しています。FIPは進行が早く、症状が悪化すると治療の効果も低くなるため、定期的な検診で早期に兆候を捉えることが、猫の健康寿命を延ばす鍵となります。

ペッツファースト動物病院はFIPや類似疾患の診療経験が豊富で、特に1歳未満の子猫の診療件数が多く(年間約4,500件)、より正確な診断が可能です。

ペッツファーストの「FIP予防検診」の特徴

  • これまでのFIP診療実績から、早期発見・早期治療につなげる
  • FIP予防検診と治療は、FIP研究の第一人者である田中良和教授による監修
  • 猫の診療経験が豊富なスタッフによる検診で、ネコちゃんへのストレスを最小限にすることが可能

FIP予防検診の費用と検診内容

検査費用 16,500円(税込)+診察料 ※初診2,200円(税込)/再診1,100円(税込)
検診内容 ●問診 ●一般状態検査 ●血液検査 ●血液PCR検査
ほかの検査とセット受診も可能
オプションメニューとして「FIP予防検査」を+5,500円(税込)で受信できます。

セットにすることで、費用を抑えられるほか、
一度の採血で済むためネコちゃんへの負担を軽減できます。

例えば… ペットドックとセットで !

ペットドック
ベーシックコース+
FIP予防検査
(オプション)

腹部レントゲンや超音波検査も含まれていて、猫のかかりやすい病気を早期発見するのに必要な項目が網羅的に検査できます。

ご予約方法

各院のWEBより「ペットドック(ベーシックコース)」のメニューを選択してご予約し、来院当日に受付にて、「FIP予防検査も併せて実施」とお伝えください。

例えば… 避妊・去勢手術のタイミングで !

術前検査+
FIP予防検査
(オプション)

術前検査にFIP予防検査を加えることで、ネコちゃんの罹患リスクを低減できます。

ご予約方法

お問い合わせ窓口、または各院へお電話にてお問い合わせください。

Comment

専門家のコメント

日本獣医生命科学大学

田中良和  教授

  • FIP研究の第一人者
  • FIP予防検診、治療を監修

FIPは当初治療の選択肢もないとされていた病気ですが、私たちはそれを治療可能にするため、長らくFIPの治療薬研究に取り組んでいます。2018年以降、ペッツファーストとの協力によりこれまでに150頭以上のFIP発症猫を助けています。
ペット販売業界で大手であるペッツファーストが自ら率先してFIPという病気に挑むことは獣医療界にとって大変心強く、高く評価されるべき取り組みです。
ただし、現時点では薬剤耐性ウイルスの出現問題や予防法の確立が未だに課題となっており、引き続き研究が必要です。
今後はこれらの課題に取り組むため、ペッツファーストと協力し、ペット業界および獣医療における大きな課題に貢献していく意向です。

ペッツファースト
動物病院
神戸三宮医院

獣医師:上杉翔  院長

「不治の病」と言われてきたFIPですが、新たな治療法の登場によって、罹患した猫も日常生活を送れるまで回復するケースも見られるようになりました。実際に回復していく様子を見ていると、治療に当たる獣医師として本当にうれしく、やりがいを感じます。
FIPの猫を回復させるには、早期発見・早期治療がなにより重要です。
私たちペッツファースト動物病院の獣医師は、グループ内で培われた知見を存分に活かして検査・診断・治療に当たります。気になることがあれば、ぜひ一度ご相談ください。

  • 経歴/日本大学卒業後、1.5次診療病院(重症例対応病院)および夜間救急病院での勤務を経て、ペッツファースト動物病院 神戸三宮医院 院長に就任。
  • 学会発表/第45回動物臨床医学会年次大会「FIP感染猫の腸管機能」(2024年)
  • 所属学会/JSFM(ねこ医学会)
  • FIP診療実績/50件以上の診察と寛解